◎掲載大学一覧
【国公立大学】
北海道大学、東北大学、筑波大学、文教大学、千葉大学、東京大学、東京医科歯科大学、東京外国語大学、東京海洋大学、東京工業大学、一橋大学、首都大学東京、横浜国立大学、金沢大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、広島大学、九州大学
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◎本誌の構成
・「知」の空間を探訪する(カラーグラビア)
・全国の高校進路指導教諭が選ぶ「卓越する大学」
・大学進学の「プロ」がアドバイスする 大学選びのポイント
・「卓越する大学」大学紹介(上記「掲載大学一覧」リストを参照)
・41大学×284社 就職クロスデータ

少子化による受験生数減少は年々深刻さを増し、“全入時代”がもう間近に迫っています。各大学では、この難局を打破するため、どのような改革に取り組んでいるのでしょうか。本書では、全国の高等学校進路指導教諭が薦めるわが国の『卓越する大学』の最先端の動向を、取材形式で紹介しています。

◎『卓越する大学』 料含め無料送付
【プレゼント応募先】大学通信(編集、発行)
  〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2−8
  TEL 03-3291-3701/FAX 03-3291-6508
【発行予定日】2008年10月1日
【体 裁】B5判 160ページ
http://www.univpress.co.jp/takuetsu/

  
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サービス?過保護?親に成績通知、国立大で増加

 学生の成績を保護者に通知する国立大学が増えている。

 私立大では以前から通知が一般的だったが、少子化で国立大でも学生の確保が課題になる中、「父母らと連携して留年や中退を防ぎたい」という狙いがある。もう一つの背景は「わが子の成績を知りたい」と望む親が増えていること。大学側は「サービス向上」という感覚で、学生側の抵抗感も意外に少ないようだ。

 岡山大は今年3〜4月、2年生以上の保護者に成績表を郵送した。履修科目と評価を記載し、進級・卒業要件の説明書も同封した。今後は年度末ごとに成績を伝え、1年生は前期分だけの成績も9月に送る。従来は農学部、工学部だけだったのを全学部に広げた。

 学内の検討では「小学生じゃあるまいし」という意見も出たが、佐藤豊信副学長は「学習状況を伝えれば、留年などの手遅れにならない可能性が高い。通知は時代の流れ」と話す。

 親の要望もある。2007年度入学生の保護者アンケートで、84%が知りたい情報に「成績」を挙げた。きょうだいが私立大に通う親から「通知はないのか」と問い合わせもあるという。

 キャンパスで学生に聞くと、工学部3年の男子は「高校でも通知表があったので構わない」、医学部1年の女子は「親が見ると思えば頑張る」と話した。

 大阪大工学部は、現在の2年生以下を対象に、前年度分の成績を毎年6月に保護者に知らせることを決めた。馬場章夫学部長は「精神的にもろい学生が増えた。保護者に伝えることで、学生に『ちゃんとフォローしているよ』というメッセージを送りたい」と話す。

 神戸大では05年以降、学部ごとに通知を導入し、今年は4学部になった。学務課は「保護者の要望が増えており、他の学部にも検討を頼んでいる」と言う。

 すでに全学部で通知している大学も少なくない。島根大は01年、高知大は04年、広島大は05年、和歌山大も06年から全学で実施した。保護者からは「私の子の成績は、どれぐらいの位置なんでしょうか」という質問も寄せられるという。

 一方、京都大は「保護者の要望は若干はあるが、学内で成績送付は議論になっていない。『自由の学風』という伝統も影響している」(広報課)という。

 ◆子離れ・親離れできていない◆

 教育評論家の尾木直樹・法政大教授の話「保護者サービスの充実は大学の危機感の表れだが、入学式に大勢の親が来るのと同様に、子離れできない親、親離れできない大学生が増えたことの象徴でもある。自立を促す観点に乏しい高校までの教育も問われるべきだ」

(2009年5月31日 読売新聞)
│URL│05/31│編集

初年次教育、実施8割に増 07年度文科省調査
2009年5月25日朝日新聞

 高校から大学の勉学に円滑に進めるように、新入生にリポートの書き方などを教える初年次教育のプログラムを実施している大学が、570大学に上ることが、文部科学省の調査でわかった。大学全体の8割にあたる。AO入試など学力を問わない入試形態の広がりを受け、244大学が補習授業を実施していた。

 調査は、07年度に文科省が、全国の国公私立の全742大学に調査票を送り、教育改革の状況について聞いた。

 初年次教育は、大学生活の出だしでつまずかないよう手助けするプログラム。70年代後半から80年代前半にかけ、米国の大学が大規模に取り組んだのが始まりとされる。日本でも入試の多様化で、学生間の学力などにバラツキが出るようになったため、東京大や東北大、同志社大などでも行われるようになった。

 初年次教育の実施大学は06年度の501大学から14%増加。内容は、文章作法を身につける(472大学)、発表の技法を身につける(418大学)、学問や大学教育全般に対する動機づけ(404大学)などが多かった。
│URL│05/29│編集

教育・研究○ 運営・財務で△も 国立大、初の外部評価
2009年3月26日朝日新聞

 法人化後に各国立大学が立てた教育内容や運営の目標達成度合いをみる、文部科学省の国立大学法人評価委員会(野依良治委員長)の初めての評価結果が26日、公表された。各大学とも教育・研究分野の達成状況はよかったが、組織や財務など運営面で不十分とされる大学もあった。

 対象となったのは、86の国立大と、大学研究者が利用する四つの大学共同利用機関。04年度の法人化で、大学は、教育や研究、業務運営、財務内容など7項目(大学共同利用機関は8項目)で、6年間で達成すべき目標(第1期中期目標)を設けた。今回は04〜07年度の実績について評価した。

 評価委は、報告書を分析するとともに、学長からの聞き取り調査も実施。達成状況について、▽非常に優れている▽良好▽おおむね良好▽不十分▽重大な改善事項がある、の5段階で評定した。

 教育・研究は、評価委から要請を受けた大学評価・学位授与機構が、まず学部・研究科ごとに内容や成果を分析。そのうえで評価委が大学全体の評価としてまとめた。評価は、いずれの大学・機関も、良好か、おおむね良好で、不十分以下の施設はなかった。論文や賞の状況、外部資金獲得の体制整備などがポイントとなる研究では、お茶の水女子、九州など3大学・機関が非常に優れているとされた。

 ただ、学部・研究科別の評価では、▽期待される水準を大きく上回る▽水準を上回る▽水準にある▽水準を下回る、の4段階のうち、教育の実施体制で5、教育内容で2、学業の成果で22の学部などが、最低の評定を受けた。

 財務内容は、横浜国立、豊橋技術科学、京都の3大学が非常に優れているとされたが、金沢、兵庫教育、鳴門教育の3大学は不十分だった。

 国立大の財政的な基盤となる文科省からの運営費交付金は一律に年1%減らされている。しかし、文科省は今回の評価結果を受けて、10年度から始まる第2期の中期目標から一律1%減の交付金配分ルールを見直し、削減率に差をつける方針だ。また、付属病院の予算を毎年一律2%削減している点も見直すという。(葉山梢、編集委員・山上浩二郎)
│URL│05/10│編集
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