国際交流の取り組み
本学では高度な専門知識に磨きをかけるだけでなく、 バランスのとれた国際感覚や実践的な語学力を身につけるための国際交流を積極的に展開しています。
協定校への留学、共同研究、長期研修などプログラムも多彩。
そのための準備・支援体制も万全に整え、国境を超えて地球規模で活躍する学生の第一歩を力強くサポートしています。
交流の目的
動物との共存、環境汚染、食糧危機、食品衛生といった問題は、国境を越えて世界共通のテーマです。
これに取り組むためには、互いの国々が学術交流を深めるとともに、 学生たち自身も日本以外の国々の文化・習慣に触れ、 国際的な視野を広めておくことが必要です。
こうした観点から、麻布大学では10数年前から南米パラグアイのアスンシオン大学と学術協定を結んでいるほか、 ペンシルベニア大学、台湾の国立中興大学とも学術協定を結び、活発な交流を行っています。
交流内容
具体的な活動内容は、学生の短期留学、教員の長期研修、共同研究および招聘教員による特別講演など。
中でも獣医学部が学部間協定を結んでいるペンシルベニア大学には、毎年10名前後の学生が約2週間の短期留学を行っています。
また、学術協定校以外にも各研究室レベルで、海外の大学・研究機関と共同研究が意欲的に行われています。
たとえば免疫学研究室では、オハイオ州立大学と犬の感染症に関する共同研究を、 遺伝子生物学研究室では北アイルランドの大学に学生が留学し、分子生物学の共同研究を展開しています。
一方、海外から学ぶだけでなく留学生の受け入れも行っており、 日本の優れた技術を身につけるため、さまざまな国の留学生が本学で学んでいます。
皆さんは、地球上に、なぜ、どうしてこれほど多種多様な生物がいるかを考えた事がありますか。 また、多種多様な生物は、種内や他種間でどのようなクロストークをしているのだろうか。 多種多様な働きを担っている細胞は、それらの間でどのようなクロストークをしているのだろうか。 考えてみれば分からないことだらけですね。
そして、この多種多様な相互の関係にどのような歪み〜クロストーク〜が発生すれば、 生態系、社会系あるいは生物系にどのような病となって現われるのだろうか。 私達はいつもこのようなことに悩み、考え、そしてそれを解決するための実験を行ってきましたが、 まだまだ自然界は奥が深くて分からないことばかりです。
そこで、私共は考えました。それには、「温故知新」に熟知した人たちと好学の人が一体となり、 環境及び動物と人との新しい融和を想定し、それを実証していくことが必至であると思っています。
私共のメッセージに共感していただける皆さんが集えば、麻布大学はきっとすばらしい情報の発信源になると確信しております。
また、本学は明治23年に創立され110有余年の暦を刻んできましたが、獣医学を基盤としてきた教育の歴史に、環境保健学部を加え、人と動物、人と環境の関わりを探究する場として幾多の人材を世に送り出してきました。
これからも先達に勝るとも劣らない人々の輩出がわれわれ麻布大学構成員の使命と考えております。